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比較日本人論 その1

30年ほど前、つまり私が教員になる前からよく新聞の切り抜きをしていました。あのころ朝日新聞の「天声人語」は深代淳郎という人が書いていました。その「天声人語」をよく切り抜いていて改めて読み直すと今でも結構おもしろいのです。
あれを読んで、私もこういうコラムニストになりたいものだと思ってあこがれていました。毎日1000字ほどのコラムを書くために、本を読み、人と会い、あちこちに旅をする生活が夢だったのです。

あの時の切り抜きから「日本人」を他の外国人と比較したものをいくつか紹介したいと思います。
これは高2の「倫理」で日本の思想を紹介するときに、合わせて紹介します。
まずその1。これは深代淳郎の「天声人語」が出典です。

草とりの話をしよう。
同じ人数のイタリア人、ドイツ人、日本人に、時間を決めて草とりをやってもらうことになった。
【 1 】人たちは時間前に早々に切り上げて、スパゲティを食べに帰ってしまった。
【 2 】人たちは整然と隊列を組んで仕事をしたが、【 1 】の半分くらいしか仕事をできなかった。
【 3 】人はすぐ出身大学、会社ごとのグループをつくった。【 1 】よりも広く、しかもきれいに雑草をとった。
半月たった。その土地を見に行くと、【 1 】人の場所はぼうぼうとした雑草に戻っていた。【 2 】のは半分の広さだったが、根こそぎに抜いてあったので一本の雑草も見えなかった。
【 3 】人は? なんと、【 3 】人たちは休日を返上してその後も草をとりつづけ、広大な土地にサクをめぐらせてあった。
ヨーロッパ人たちにとって、【 2 】の徹底した合理主義も恐ろしいが、【 3 】人のまじめさの方がその何倍も怖い。                  

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